会員寄稿文
 戻 る   
   
   〜 氣楽会「合氣道と氣と健康」について  〜
      H14/05  報告 岡村 敏明 
 4月28日(日)古谷道場長宅にて,参加者5名で「合氣道と氣と健康」をテーマに行ないました。
その中から古谷道場長の話を中心に紹介します。

1.健康とは何ですか
 WHO(世界保健機構)では,「健康とは,身体的精神的社会的かつ、霊的に完全なる一つの幸福のダイナミカルな状態をいう」という、新しい健康の定義を提案しています。
 「心身一如」という言葉があります。なかなか思うようにいかないのがこころと身体の関係です。身体は,今日は体調がいいとか,頭が痛い,歯が痛いと自分で認識できますが,こころは目に見えないし,自分でうまくつかめないものです。そして,そのアンバランスが「病」を引き起こしますが,こころと身体は一つと考えると,こころで身体を治すことができます。
 また,「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という言葉がありますが,その意味に矛盾を感じています。「健全なる精神は健全なるからだをつくる」ことが本来の意味ではないかと考えています。
 病気は自分で治すもの。「病は氣から」というように,すべては氣がもとです。

2.信じ念ずる
 縁あって右脳教育で有名な七田 眞先生と話す機会があり,その中で,ある人が植物人間になったが,病気が治り元の健康な状態に戻ったという話を聞きました。
 どうして治ったかといいますと,“お医者さんは絶望で、決してもう治ることはないとサジを投げた。しかし家族全員が,事故により植物人間になったお父さんの病気は、きっと治ると信じ切って,数年間毎日,お父さんに話しかけ続けた”ことによります。(良くなる,善くなる,能くなると・・・)
 成功とは,まず信じることから始まり,信じ切らなければいけません。強く,強く信じぬくことが大切です。
 「人のこころは,不思議な働きをする。思ったことが成就する」(カール・ユング)

3.合氣道と氣と健康
 合氣道は,稽古自体がまさに心身両面の健康法といえます。自分のペースで稽古ができ,稽古により内臓を刺激するとともに,若返りの筋肉であり、ともすれば年齢と共に硬く縮み勝ちな裏筋肉(伸筋)を和らげる数々の技の反復稽古。その上、呼吸法により健康になります。
 また,合氣道は基礎を十分に習得すれば後は自由です。技を上達しようと思ったら,自分を磨くことです。氣を会得し,氣を仕事や生活などに活用することが大切です。
 右脳呼吸=深呼吸,左脳呼吸=普通呼吸,右脳=精神的な脳・こころの脳=イメージによる思考操作,左脳=肉体的な脳=言語を理解し言語を操る脳です。ビバ道場で既に取り入れていますが,右脳呼吸しながらイメージします。合氣道はイメージ(=右脳)であり,技が今出来るか出来ないかは問題ありません。出来ると信じれば,将来,必ず出来るようになります。技を頭で覚えようとするとすぐに忘れます(=左脳)。

4.ストレスとは何ですか
「ストレス」とは
 人間関係,不安,仕事の忙しさなどの要因が負担として働くとき,心身に生ずる機能変化のことをいいます。例えばボールがひずんだような状態のことです。また,ストレス状態を引き起こす要因を「ストレッサー」といいます。

 ストレスには,「よいストレス」と「悪いストレス」があります。
 「よいストレス」とは,夢とか、よい人間関係など,自分を元気にしてくれるものです。
 「悪いストレス」とは,不安とか悪い人間関係など,からだやこころが苦しく嫌な気分になるものです。 生きている限りストレスをなくすことはできません。

ストレスの受け止め方
同じストレッサーでも,受け止める人により,受け止め方によって,よくも悪くにもなります。
すなおな気持ちで,明るく前向きに,プラス発想で生きることが大切です。
すべての答えは自分のこころにあります。
合氣道は,ストレスを予防するのに最適な武道です。