会員寄稿文
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    〜 合氣道との出会い 〜
  H14/11       中村 太司
  私が合気道をとてもすばらしいと思ったのは、技術以上に精神的な部分に魅力を感じました。
あまり知られてはいないかもしれませんが、人と話をするときにその話の中で主導権を取ったり、自分の思い通りに話を持っていく方法があります。
 「常に自分を話の中心に置き、人の有利な話ではなく、自分の力の及ぶところで勝負をする」というものです。これは僕のオリジナルで、人にこんな事を言っても、分かる人はほとんどいません。

 合氣でいうところの「中心」に自分を置くことで、目に見える力だけではなく、実は目に見えない力の中でも相手をコントロールすることが出来ます。
 話をコントロールすることで、人の感情をコントロールすることが出来るので、余計な争いごとをさけることが出来ます。

 みんなに知って欲しいのは、合氣道の精神はけっして技を繰り出して力を制するだけのものでなく、実生活においても、自分をコントロールすることで、人をコントロールし、調和の力をもって、ぶつかり合うことがなくなるという性質を兼ね備えていることです。圧倒的な力で人を押さえ込むと、その行為は恐れや憎しみを生み、新しい争いの種となります。丁度、今のアメリカがそうであるように・・・。
 調和をもってして、初めて本当の勝利があるのではないかと感じています。

 時間や体調の問題から、なかなか道場に行くことは出来ませんが、「気」をコントロールする技は、けっして道場の中だけで磨かれるだけの物ではなく、普段の寝起き、飲食からして、鍛え上げられることが出来るのではないかと思います。しかし、精神も武道の技も正しい方法を繰り返して身につけた物でこそ、「力」を発揮出来る物と思います。

 私は古谷先生の教えを受けることができ、とても恵まれていると思います。出来れば、古谷先生の教えを正しく引き継ぎ、それを更に大きな物として多くの人に伝えることが出来たらと思います。これからもよろしくお願いします。