会員寄稿文
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    〜 合気道を始めたきっかけ&稽古をしていて思うこと  〜
     大橋 憲一郎
私が合気道を始めたきっかけ (H14/10/25)
 私が合氣道を始めたきっかけは、決して誉められたものではありませんでした。私の大学時代の友人に合氣道をしていた人がいたのですが、その友人と空手道をやっていた私とで、「合氣道と空手道のどちらが強いか」という話をしたのです。合氣道なんて体操みたいなもんだと主張する私に、友人は「やってみないと分からない」といって、合氣道を勧めてくれました。私は、まぁどんなものか見るだけなら損は無いだろうと、道場について行くことになりました。

(合氣道をはじめて)
 しかし道場に行った初日から、私の今までの考えは吹き飛びました。初めて技をかけてくれたのが、今は亡き斎藤先生でした。私は先生が何をしたのか全く分からないうちに、吹き飛んでいました。
 私は今まで体験したことの無い不思議な感覚を味わっていました。そしてその日のうちに、それまでの考えを180度転換して、合氣道愛好者になりました。

(ビバとの出会い)
 その後合氣道を何年か続けていましたが、平成12年春に広島に転勤してきました。転勤後2年間なかなか私に合う道場が見つからず、合氣道をほとんどせず、悶々としていました。
 平成14年6月、ビバに出会いました。県立体育館の情報センターで道場のファイルを見ていると、係りの人が、ビバのパンフレットを渡してくれたのです。見ると、古谷先生らしきイラストの人物が「まぁ はじめてみなさい」みたいな言葉を発していました。
 私はこの力みのない優しい言葉にピンとくるものがあって、すぐに古谷先生に連絡をとって、見学を申し込みました。案の定私のカンは的中しました。大変良い雰囲気の道場でした。古谷先生は懐の深い思いやりのある人でした。今こうして楽しく稽古出来るのも、この道場があるからだと思います。

(さいごに)
 合氣道と空手道、どちらが強いかというようなことは、今となってはどうでもいいことです。自分自身が、人間として強くなるよう、鍛錬できればいいと思っています。次の転勤まで、1日でも多くビバで稽古できるよう頑張りたいと思います。                                

稽古をしていて思うこと (平成15年8月5日記)  
 これまでに師範から学んだことを自分の想像を交えてまとめてみました。現時点での私の考えに過ぎませんので、内容は保証できません。みなさんが考える材料にしていただければ幸いです。
1 イメージ
  技をするときに正しいイメージを持つことは大切です。技をする前から「どうせ、できないだろう」と思っていると、絶対にできません。確かに、師範の技はそう簡単に真似はできませんが、いつかはできると思ってがんばりましょう。
2 脱力
  技をするときには体から力を抜きましょう。力を抜くことで、本当の力(=氣)が湧き出てくるようです。言葉にすると禅問答のようなので、初心者にはなかなか理解してもらえませんが、稽古をしているとだれでも体験できると思います。私のような者でも、たまに技がうまくいくときがありますが、そのようなときは必ず体の力が抜けています。反対に、体に力が入って固まっているときには、うまく決まりません。相手に持たれた手を意識しすぎたりすると、知らないうちに体に力が入って硬くなっていることが多いようです。
3 左右のバランス
  左右のバランスを保つことは大切です。左右どちらからの攻撃にも対応できないといけないからです。私は右利きなので、合気道をするまでは右ばかり使っていましたが、今は意識的に左を鍛えるよう努力しています。実際に、どちらか一方に偏ると体も曲がるのではないかと思うので、健康を維持する上でも気を付けたほうがいいのかもしれません。
4 つながり
  技をするときには、相手との接点があります。この接点は大事にして自分に有利な体勢に入るまでは、相手が離すことができないようにしなければいけません。自分の体の動きばかりに気をとられて、相手との接点を失うことのないようにします。うまく相手を導いてあげましょう。