N P O 便 り
 戻 る   
  
 * * 第 4号 第二回合氣道演武大会特集号 * *

平成17(2005)年1月発行

第二回合氣道演武大会 成功裡開催
                                         大会実行委員長 安光 幸男

 去る、平成16年11月21日、広島県立総合体育館武道場において、大会会長の(株)ビバの森戸社長、顧問として尽力頂いています県会議員石橋先生の参列を頂きまして、標記演武大会を開催しました。
 大会の熱気から察するに、日頃道場で研鑽・稽古し、各道場の師範指導者の適切な指導を仰いでいることを、各自が遺憾なく発揮されたことと存じます。
 今回初参加して頂きました「光輝会」など、お互いが日頃の稽古では出会えない同士の演武も参考になると共に、これからの稽古に活かせるものと確信したします。 また、現在、古谷師範が提唱しようとしている「合氣護身」について、遠慮がちな発表しか出来ませんでしたが、
 今後、合氣道の普及に併せて世相慌しい状況ですので、古谷師範が合氣道から派生させた「心と身体の護身術」に取り組んでいますのでよろしくお願い致します。
 なお、第二回合氣道演武大会の模様をDVDとして有料で頒布していますので、ご希望がありましたら承ります。

「第二回合氣道演武大会」を終えて
                           NPOひろしま合氣道普及協会  理事長 古谷 貞雄

 11月21日(日)、晩秋の空は、朝から抜けるほどの青さに恵まれ、地上の紅葉とのコントラストは最高だった。そんな中、NPO法人ひろしま合氣道普及協会主催の第二回合氣道演武大会が、福山合氣会・ビバ道場、同・福山道場、光輝会、ひろしま国際道場の合氣道人たち80名ほど参集して、広島県立総合体育館・武道場で開催された。開演13時30分だったが、準備するスタッフは10時頃から集まり、安光大会実行委員長の指示のもとテキパキと担当部所の設営に取り掛かった。
 今回二度目とあって、会場設営はことのほか早く終わり、各自が夫々のブロックに分かれて演武のリハーサルを自主的に行った。当日初めて顔合わせする方達もいて、緊迫の中にもアドバイスし合う微笑ましい雰囲気に包まれていた。やはり1年間の稽古の積み重ねは素晴らしいものだと感じたのは、私だけではないでしょう。
 中級上級者は、昨年たどたどしかった動きがスムースになり、それに引っ張られるように初心者クラスの面々も、指導者は終始見守るだけの演武が出来た。
 何よりも昨年以上に『こどもクラス』の演武は、日常的に行っている稽古を、時間を充分取りご披露できたことで、落ち着いて平生以上の動きが出来ていた。
 また有段者や、日頃はお目にかかれない賛助演武者の皆さんの演武は、同じ合氣道を学びながら、それぞれに違ったイメージに受け取れる演武であり、改めて合氣道の幅の広さを感じさせられました。
 いま終わったばかりで、皆さんからの感想や次回への要望などを収集中なのですが、次回の演武会のあり方も検討していき、より楽しめる企画にスタッフ一同知恵を出したいと感じています。
  今後とも暖かいご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。有難うございました。

演武会感想  青山 尚史(高校生)   

 この度の演武会は、僕にとっては始めての演武会でした。演武会の練習は、事前に稽古の中でやっていましたが、いざ演武の本番になると緊張してしまい、技がどこかぎこちないものになってしまったのでとても残念でした。
 演武会には、他の道場の方も参加されていて、同じ技の時も各道場によってどこか違う感じがしました。次回の演武では、もっとよい演武ができるように稽古に打ち込もうと思います。

演武会感想  大下 直哉(高校生)

 今回の演武会に光輝会と福山道場の方達も参加されており、日頃見ることのない他の道場の方達の演武や技を見ていて、今はまだどうやってるのか分からないが、いつかはやってみたいと思いました。
 又、有段者の人たちがやっていた短刀や棒を使った技も、普段は見ることが少ないので見て楽しかったです。今回、自分は緊張していてうまくできなかったけど、来年は落ち着いてやりたいと思います。

演武会感想  山内 良直(会社員)

 感動するとともに納得した。別な言い方をすれば、出演した子供たちに日本の将来を託す限り安心であると。これからの日本は、この子たちを必要とする時期が必ず来る。いや、既に求められているのではなかろうか。残念なことには、このような頼もしい子供たちが、あまりにも少ないのが現状である。来賓の方が「学校教育の場で取り入れるべく申し入れ云々・・・」は全く同感ぜひお願いしたい。
 出演した子供たちの古谷道場での稽古は、伸び伸びとして楽しそうである。気ままな子供たちを、激しさの中にも、やさしさと暖かさで根気よく指導される古谷師範、山岡先生。その成果が、あの演武会での見事な演武ではなかろうか。会場で見学された父兄の方々も、安心されたものと推測した。
 一方、有段者の皆さんの演技は「さすが黒帯」の一言に尽きる。長年の努力の集積か、残念ながら私はそこまで出来そうにない。初めて参加させていただき、自分のそれは落第だが、目と心の保養をさせていただいた。

【演武大会の感想文から抜粋して掲載】

○保護者の方の感想です。
・熱心に練習をしている姿を見ることができて嬉しく思います。体力がついてきたのか、学校を休まなくなり、また、合気道でお友達もできたようで、「絶対やめたくない、楽しい。」と通っています。
・それぞれに緊張したりしつつも、しっかりとした態度を見せてくれ、基本の動きがしっかりできていることは、きっとすごい力になるんだろうなと思えた一日でした。
・すべての行動でキビキビした動きが出来ていれば、言葉使いもハキハキしたものになる気がします。何の稽古をしているか、親も知っておく必要があり、また感じるところもありました。
・昨年は、最初ということで参加することに精一杯だったが、今年は多少、態度に成長がみえたかと思います。もう少し人の演武を見ることができれば、もっとよかったのではと思っています。こういう形で一年の成長を見る機会を、これからの励ましにしたいので是非続けて下さい。
・子どもも参加することによって、目標が持てるようになり、今の自分のレベルを確認できたと思います。子どもが稽古にいきだして、一度も休みたいとかいきたくないという言葉は聞いていません。
・日頃の稽古の様子が分かりとても良かったです。子どもも家で練習することが多くなりました。
・気持ちがピンと張った感じ、真剣な姿ほど私たちを引きつけるものはないと思いました。
・入会した当時は、合気道をよく知らずシブシブ通っていましたが、日が経つにつれ少しずつハマッてきました。他の武道と比べて地味ですが、奥深いものを感じました。長く続けてほしいと願います。

○参加者の皆さんの感想です。

・練習をしっかりしたので、ゆとりを持ってやることが出来ました。 1年に1回のことなので、演武の間、子どもたちも静かに見学するのを強制しても良かったのでは・・・
・緊張したが日頃の成果を出せた。待合のような所に、演武の順番を掲示したらよくわかると思います。
・会を重ねる毎に、練習としての重みが実感できて、とても楽しく刺激的です。
・本番にはあがったけど、まずまずの出来でした。演武の時期、時間などちょうどよいと思います。
・上の方達の演武に感じたり、自分とあらゆる面で違っていたことに、少しながら気づくなど良い刺激に なりました。また、いろんな人と話せたことも良かったです。
・子どもクラスの護身術の紹介や昇級・昇段審査を取り入れるのは、いいアイデアだと思います。 護身術は、参加型の方がお客さんも楽しくなるし、合気道への興味も沸いてくると思います。
・他の人の演武を見たかったが、席が足りなくて外にいることが多くよく見えませんでした。 席をもう少し増やしてもらいたい。
・落ち着いて、一つ一つの技をできるようにしたい。
・時期を10月ごろにしては・・・。
・子どもクラスの演武が長く感じられた。
・自信を持って演武ができ楽しかった。また、他道場との交流もでき有意義でした。
・会場の出入口での見学は、改善の余地があると思います。自分の演武の二つ前までは観客席で見学ができ、二つ前の演武者の退場と同時に入場準備に離席するなど。他人の演武が見られる席の確保も必要です。
・良い演武大会だったが、マイクスタンドの高さが合っていなくて、話しにくそうだった。
・受付に「パンフレット・資料は、ご自由におとり下さい」と表示し、入り口の看板に「見学自由」と明記する。
・シャキシャキした演武をした方がよい。楽しそうにできれば、なおよい。
・参加者が前回に比べて大幅に増え、大きな輪に広がっていく感じがします。
・参加者の席を観覧席に確保し、不足分は通路に一列にイスを設置しては・・・
・担当者間の十分な打ち合わせと演武前のリハーサルの実施が必要だ。
・無事故で終了したことが、一番良かったと思います。初心者は別にして、技の固定は合気道の主旨に少し外れるのではないかと思います。演武会は普段の稽古の延長であり、普段の稽古より良い技は、多くの見学者の前で出来ないと思います。自然体が大切です。
・普段の稽古でも、いつもより緊張感を持った真剣な取組みが見られ、その成果あって、皆目覚しく上達したのではないでしょうか。やはり対外的な発表の場は必要と思います。また、他道場との交流という意味でも成果があったと思います。
・来年は更に中身の濃い大会となるよう、日々の稽古を大切にしたい。

○演武会感想  正木 篤(団体主宰)    
 第二回合気道演武大会、皆様本当にご苦労様でした。それぞれ一人ひとりの心の中に課題も残されたことと思いますが、次に生かされるものであると思います。
 私は益々、縁が深まったのではないかと嬉しく受け止めさせて頂いています。演武大会という一つのドラマが終わりましたが、人はそれぞれに人生ドラマを生きています。そしてそれぞれに、いろいろな出来事が起きてきます。それは順風満帆でありたいと願っていても、現実にはままならない状態に追い込まれることもあります。そして逃げ出したくなることもあり、それこそいろいろな心の格闘があります。
 しかし、この逃げ出すことの出来ない状況に追い込まれた時、この時こそが人生ドラマの最高潮、クライマックスであり、実はそこから筋書きのない新たなドラマが展開するのです。逃げてはいけないのです。立ち向かう勇気、この勇気はどこから生まれるのでしょうか。それは強い強固な信念、それも正しいと信じるところの信念から生じるのです。では、この信念はどうして持つことが出来るのでしょうか。それは正しい知識がもとになるのです。
 学問をして学ぶとは正しく、もとはここにあるのです。良き師につき学ぶことの大切さは、人生の歩みを豊かにすると思います。

   ☆☆☆ 編集後記 ☆☆☆
 平成16年11月21日(日), NPO法人ひろしま合氣道普及協会主催の第二回合氣道演武大会が開催されましたが、試合をしない合氣道は,こどもから大人まで日頃の稽古の成果を発表する絶好の機会です。
 技が飛躍的に向上するだけではなく、精神的にもたくましくなり人間性向上の場でもあります。本大会を通じて、合気道の輪(和)が、少しずつではありますが大きく広がっていることを強く感じました。次回、第三回大会に向けて基本に立ち戻り稽古に励みましょう。 (岡村記)

〇投稿募集
  「合気道に関すること」「自由随想」など,会員の皆様の投稿を募集しています。
〇ボランティアスタッフ募集

  合気道のお手伝いをして頂けるボランティアスタッフを募集しています。